目次
①認可外保育施設を探す
既に認証保育所については多くの方が申し込まれていると思われますが、
以下が最新の空き状況となります
認証保育所以外にも主に
・企業主導型保育事業
・その他の認可外保育施設
が存在しています
企業主導型保育の最新空き状況については、以下のサイトに記載してありますが
その他の認可外保育施設の利用状況については、区として情報を集約しておらず 個々人がどうにかして情報にたどり着くしかないため
十分に知られていないという意味で言えば穴場とも言えます
所在地や定員は下記のページの
【認可外保育施設一覧(ベビー・事業所内・院内・その他施設)】
というファイルにまとまっています
(※開始時間が9時以降の施設は主にプリスクールや学童保育です)
ページ中段に「指導監督基準を満たす旨の証明書」という表記がありますが、
ファイル最右欄の証明書:有となっている施設については区としての一定の安全基準の担保に加え、区からの一部利用料の補助があります
②行政区を超えて探す
恐らく認可保育園の申込制度が自治体ごとであることから、認証保育所についても住所が世田谷区にあるものだけをピックアップした方もいらっしゃるかもしれませんが、
認証保育所をはじめとした認可外保育施設については、住所を問わず自由に申し込める制度となっています
区境のそばにお住まいの方を中心に区内には空きがないが、行政区域を一歩出ると近所に保育園がある、というケースは往々にしてあります
・認証保育所
・企業主導型保育事業
・その他の認可外保育施設
を3シートに分けて一覧にしましたので参考にご活用下さい
また既に二次選考を締め切ってしまったため、次回は5月1日入園となってしまいますが、
世田谷区外の認可保育園であっても例外的に申し込める場合があるため
以下の目黒区・渋谷区・川崎市の認可保育園も参考にして下さい
【目黒区】:4月二次選考以降(在勤者は4月一次選考も可)
目黒区は大変ありがたいことに、在勤は常に、在勤でなくともは4月二次選考以降は私立認可園の申込が可能です
東横線沿線の世田谷との区境や、渋谷への通勤の間に立ち寄れる池尻大橋辺りなど、世田谷区民が利用可能なエリアにも今年4月の二次選考時点では入園可能な園が残っているようです
目黒区 令和5年度「保育施設利用のご案内」P18より
https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoiku/ninka/moshikomi/moushikomiannai.files/goannaiR51101.pdf (PDFファイル)
【渋谷区】:4月二次募集以降
渋谷区もありがたいことに、在勤の有無を問わず4月の二次募集以降は私立認可園の申込が可能です
昨年の募集実績・今年4月の二次募集の募集数を見る限り、世田谷との区境に近い笹塚・幡ヶ谷エリアでも いくつかの私立認可園で5/1入園ができる可能性が高いです
渋谷区 保育園入園のご案内(令和5年度版)P13より
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/kodomo/000067491.pdf (PDFファイル)
【川崎市(高津区)】:4月二次募集以降
多摩川を超えればすぐ と言っても橋まで迂回するため徒歩・自転車は現実的ではありませんが、
もしテレワークの方であるならば田園都市線で下り電車(ベビーカーでも余裕で乗れる)に乗って高津・溝の口から数百mの保育園を利用する、という生活スタイルも可能かもしれません
(入園可能数の詳細は以下PDF )
https://www.city.kawasaki.jp/450/cmsfiles/contents/0000030/30624/R5-takatsu4niji-4.pdf
※小田急線で登戸・向ヶ丘遊園(多摩区)まで下っても駅のそばの保育園は空いていないようです
【その他】
杉並区:年齢を問わず 在勤に限られるようです
三鷹市:0-2歳児については、転入予定のない市外住民は毎年10月以降の申込が可能となるようです
調布市:3-5歳児のみが市外からの申込対象とのことです
狛江市:市外からの申込は転入予定者を対象としているようです
③パートナーが育児休業を取得する
最後になりますが、2022年10月より育児休業制度が改正され、従来どちらかが1年取得した上で更に同じ人が一人で延長していた育児休業について、
パートナーと交代で延長することが可能となりました
要は Aさんが仕事に復帰すると同時に、Aさんのパートナーが交代で育休を取得することができます
従来と同じく認可保育園の待機状態の場合は2歳まで延長が可能ですので、
・Aさんが0歳8ヶ月の4月に育休→復帰
・パートナーが4月から1年間育休
ということも可能となり、この場合Aさんは確実に復帰が叶います
ただし育児休業制度の枠組みの話ですので、
・4月時点の0歳児or 1歳児(-2歳の誕生日まで)に限られる
・パートナーが会社員
といった要件がありますので 特に
・Aさんが1歳2ヶ月の4月に育休→復帰
といった場合には
・パートナーは4月から満2歳(年度途中)までしか育休を取得できない
といった事態となるため、現実的には0歳4月→1歳4月のつなぎとしての活用になります
厚生労働省 育児・介護休業法 改正ポイントのご案内
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000789715.pdf (PDFファイル)
一般的に0歳よりも1歳の方が入園しにくく(0歳4月は持ち上がりほぼなし・1歳4月は0歳児クラスが全員持ち上がり)、
今後は基本的に新たな保育園整備が進む(=新規開園により入園可能性が上がる)訳でもありませんので、個人としては復帰できても、1年間の延長が次年度の入園にプラスに作用するとも言い切れませんので、
あくまでもつなぎとしての活用、どこかのタイミングで保育園利用に切り替えられる方が現実的と考えます
認可外保育施設の利用以外の選択肢は、一般的には単なる育休延長(主に女性)や、ベビーシッターの利用、退職となってしまうかと思われますが、
他に選択肢があることだけでも知って頂ければ幸いです
※4月1日に仕事復帰する方法については、あくまでも2023年4月に困る人を減らす趣旨ですので
区議会議員としては 引き続き入園可能数の担保、ベビーシッター補助の導入、通園支援等、保育園が利用できるようになるために区役所がやるべきことは強化してまいります
ピンバック: 「3年連続 待機児童ゼロ」で、本当に世田谷区は保育園に入園できる街になったのか? | そのべせいや(世田谷区議会議員)/保育士・0歳&5歳 二児の父/33歳・現職 最年少