初出馬時に宣言した通り、区議会議員に税金で支給される活動費である政務活動費を
月額24万円×12ヶ月分=年間288万円 全額を返還しています

2015年度から数えて、7年間で合計で2016万円となりました
※8年目の288万円分は手続きのスケジュール上 2023年の5月に返還することとなります

(その分の活動費は自分で手足を動かすことで削減し、月に約60万円の議員報酬から賄っています)

 

この行為で「困った!」「政治家にもっと何に使ってもいい経費を!」という区民を私自身は見たことがないので、パフォーマンスと言われても(よく言われます)、区・都・国の財政がとてつもなく潤っていない以上は、
1円でも多く政治家のために使われる(ともすれば何に使われているか不透明な)よりも、子どもたちのため、未来のために使われるよう奮闘して参ります

 

少し前の記事ですが、
世田谷区議会議員の政務活動費の使徒について分析されているブログがありました
https://clearing-house.org/?p=2944

こうしたデータもご覧いただき、政務活動費の多くが 本来使われるべき政策調査や研究のためではなく、
・チラシ代(印刷・ポスティング/新聞折込 費用)
→ペーパレス時代に多くは結局すぐに廃棄されています
・人件費
→毎月の固定費がどのように区民に役に立っているか検証が困難

に費やされていることは、是非知って頂き、
議員の活動が活発になり 結果として効率的な政策で区民に還元されるためには、
何に使うべきか、本当に年間288万円も必要なのか、考えて頂ければ幸いです

(最安は荒川区:96万円/年、隣はそれぞれ目黒区:168万円/年・杉並区:192万円/年 です)

個人的にはすぐに捨てられる議員個人のチラシ(中には特定の議員同士の言い争いのような税金で発行する説明がつかない内容)よりも、
それより少ない予算で どの議員がどのような採決や発言をしているかをまとめた議会のデジタル化を推進する方がよっぽど区民、未来のためになると考えており、
議会の費用を削減しつつ捻出した予算で区民に資する広報も提案してまいります

 

【2022年1月追記】
2021年度も引き続き、全額返上を続けています
(区議会Webサイトで公開されています)
https://www.city.setagaya.lg.jp/kugikai/005/d00155201.html

30年間、唯一賃金・生活水準が上がらない国で、困窮している子ども・若者がたくさんいます

30年前よりも給料が下がっているのに加え、税金は上がり、社会保険料はもっと上がり、今の意思決定層が思うより若い人の手元に残るお金はどんどん減っており、
これではパートナーを求める、子どもを望むことは手の届かない夢になってしまいます

自らの特権を考え直さない議員への一石を投じ続ける意味でも、引き続き あえて288万円全額の返還を続けるつもりです